Q.「演奏面」のご自身の変化は?
SOUP プログラムに参加させていただいて3年半経ちますが、今回の演奏で「相手の音を聴く」ことを自然にしながら演奏できたことです。
最初自分達で弾き始めた際、率直にストーリーのようなものを感じられなくつまらないし弾きずらいと感じましたが、レッスン後は曲に対する見方がガラッとかわり面白くさえ感じました。
曲の雰囲気を表現することに気を配りながら弾くようになったと思います。
自分の演奏録画を見るのは初めてでしたが、描いていたイメージと余りに異なる音がでていたのに驚きました。以後、自主練の際も録音してイメージとの齟齬を修正する様心掛けました。
ヴィヴラートの重要性を痛感し、かける意識を持つようになった。「他人から聴いた時の良い音」が耳元でどう聴こえるか、が少し分かるようになった。
ピアノ5重奏は初めてでしたが、5つの楽器それぞれのことが理解できたし、合奏する際のバランスがとても大事だということがよくわかりました。とても勉強になりました。
他の方の音をより聴けるようになったと思います。
最初、この楽譜を見て演奏した際、シンプルな曲で表現の仕方も単調と思ってしまいましたが、初回のケイコ先生のレッスンの際、作曲したモーツァルトの状況や、また、フレージング等のつけ方をご指導いただいたおかげで、演奏が面白くなり、表現の仕方が豊かになりました。
Q.新しく学んだことは?
演奏の際の他楽器(ヴァイオリン)の方が求める具体的な強弱や緩急のつけ方
徳永慶子先生に、2ndの心構えについて詳しく教えていただき、大変勉強になりました。
5人の重奏だと、それぞれのパートの方の解釈ややりたい表現があり、それを突き合わせて新たな音楽を作り出していくという工程があるのだということを学べました。
作曲家の意図や背後にある情景を汲みながら演奏する必要がある点、教えて頂きました。
作曲家の定番フレーズや手癖のような進行についての知識。少ない人数の曲でも上物・内声・ベースを分析してフレーズ作りを心掛けると良いということ。Pf-Vn編成でも内声部の動きを意識して3-4部編成のでの楽器に割り当てて考えると音楽が豊かになること。
楽譜の細かいところを見なければいけないと改めて気づきました。
バイオリンとの掛け合い、会話の仕方など前回より細かく感じられるようになりました。
苦手とするパッセージが入っている曲を弾き方があるから大丈夫とあえて先生が選んでくださり、レッスンごとに一つ一つ教えていただき、習得まではいかなかったですがなんとかDuoが成立する位にまで弾けるようになりました。新しい弾き方を学びました。
Q. 室内楽について「まだわからないこと」「もっと知りたいこと」は?
相手の音が聴けるようになってきましたが、まだ掛け合いというところまではきていません。経験を増やす事で室内楽の面白さがわかるようになりたいです。
室内楽だけではないのですが、パートごとのフレージングやダイナミクスなどの解釈をもっと自分でも気付けるようになれたらと思いますし、バイオリンのパートを活かしてあげるような演奏ができるようになりたい。
パートナーの音を聞きながら自分のパートを演奏するのがいつまでたっても難しいです。
演奏の速さを変える指示があった際、複数の演奏者が揃って速度を変えるにはどうしたら良いのでしょうか。
楽器や弦、弾き方により、それぞれ音色に個性があると思いますが、その個性を活かしつつ、アンサンブルとしての統一感を持たせるにはどうしたらいいのでしょうか。
作曲家により、表現や楽器ごとの役割が違っていると思うので、他の作曲家の曲もやってみたいです。
相手の方とのフレーズの始まりや終わりを共有できるようになりたいです。
Q. 室内楽の「好きなところ」は?
一緒に演奏する仲間ができること。孤独感がなくなりました。
ソロのよさとアンサンブルの楽しさのいいとこどり!
合奏でみんなで曲について話し合い、音楽を作り上げていくのがとても楽しいです。色々な解釈を共に考えるのも楽しかったです。
人の音を聴くことで出てくる反応が変わるところ。人と人の組み合わせによって出来上がりが違うところ。人から良い音が出てくるとワクワクするところ。
少人数で音の重なりを体験できるところと、一パート一人なのでごまかしが効かないところ。
ソロの演奏より複雑で幅がある音楽を楽しめること。仲間と演奏できること。
楽器を超えて演奏に対する同じ悩みをもつ仲間がいるということ。孤独ではないということ。
他楽器と合わせて音楽を作るところ。1人の演奏では感じられない楽しみがあります。
奏者全員が責任を持っていること。グループとしてハーモニーがきれいにそろった時に重厚な響きがフワッと広がるときに、オーケストラの響きとは異なる美しさがあること。
Q. 当プログラムで、良かったこと
発表の機会が設けられていること。講師が演奏家としてだけでなく教育者として素晴らしいこと。
知らなかった演奏法を知り、難しい曲にも挑戦してみたくなったこと
ピアノの先生であれ、バイオリンの先生であれ専門の楽器を超えた、室内楽の先生に学べることは他楽器の特性など知ることができるので非常に勉強になります。
講師が二人いて、自分が弾くのとは違う楽器を専門とする講師の方に教えていただくのは、新しい見方を学べて有意義でした。
繰り返しになりますが、自分のレッスン画像を見れたことと、演奏技術面以外のアドバイスを頂けたことは良かったです。
予想していなかった課題曲をいただいて取り組みましたが、リサイタルが終わった後もその曲について考えることが多くあり、次の機会ではもっと改善しようという点が多々あること。
LINEグループを作って頂き、そこに自主練習日やレッスン日の予定を組んでくださったのが、とてもありがたかったです。
メンバーとのやりとり、先生とのやりとりも、間にSOUPスタッフがいらっしゃるおかげでスムーズにいっている部分が大きいと感じています。ありがとうございます。
私はピアノですが、徳永ケイコ先生の音色の出し方、フレーズの作り方、役割など室内楽の音楽を作り上げるのに必要なきめ細かいご指導は大変勉強になりました。
Q. 当プログラムで、改善してほしいこと
自分の楽器以外の先生にご指導を受ける事は新たな発見にも繋がり大変勉強になります。他楽器が何を求めているのかなど考えるようになりました。
個人レッスンを受けて、リサイタルに出演する場合、伴奏の方もアンサンブルの参加者という扱いで参加料をお支払いすることになると、伴奏者へのお礼と別に参加費用も2人分必要となるのは、少し厳しいと思ってしまいます…
▶︎(回答)ご意見ありがとうございます。リサイタルのみ参加の場合、共演をお願いするピアニストへの謝礼に加えて、ピアニスト分の参加費も負担するのは厳しい、というお気持ちはよく理解いたしました。
「リサイタルのみ参加」では、できるだけ気軽にステージに立っていただけるよう、参加費を15分以内・お一人4,000円に設定しています。東京で開催される発表会では、10分前後でも約1万円、15分では1万5,000円前後の参加費が設定されている例もある中、SOUPではかなり参加しやすい料金設定にしています。
この料金を今後も維持していくため努力しております。
室内楽をよくご存知の先生にレッスンして頂けて、色々なアドバイスをもらえたのは本当に良かったです。サポート体制は素晴らしかったと思いました。お世話になり、ありがとうございました。
サロンプログラムでのリサイタルの会場がカルテット以上になると音響的に辛いことくらいです。
▶︎(回答)ご意見ありがとうございます。このお気持ちはとてもよくわかります。皆さんの真摯に取り組まれる姿を見るにつけ、もっと広く、響きの良いホールで演奏していただきたいとずっと思ってきました。
さて、リサイタルに渋谷ホールを使用しているのには理由があります。ひとつはレンタル費が比較的抑えられており、受講料を低く設定できること。もうひとつは、同じ施設内に複数のスタジオがあり、控室や音出しの場所を十分に確保できることです。一般的なホールでは楽屋が少なく、ピアノのある楽屋も1室ということが多いため、多くのグループが出演するSOUPにとっては、とても大きなメリットがあります。
その一方で、渋谷ホールでは大きな編成になると音響的にも空間的にも限界があります。だからこそ、先日の王子ホール公演では、ピアノ五重奏等を広いホールのステージで演奏していただく機会をつくりました。SOUPにとっても、ずっと実現したかったことでした。
これからも、大きな編成が映えるホールで演奏できる機会もつくっていきたいと思っています。
レッスンの回数を増やすのは難しいでしょうから、他のグループのレッスンを見学可能にしては如何でしょうか。
▶︎(回答)とても良いアイデアをありがとうございます。実行に移していきたいと思います。
とても充実したプログラムです。ぜひ「できる限り安い価格」を可能な範囲で維持しつつ、プログラムを継続していってほしいです。
レッスン回数が4回から3回になりました。コスト面を考えると仕方ないのですが、あっという間に本番がきた感じがしました。だからといって回数を増やせばコストもかかるので致し方ないですね。
Q. ご自由にお書きください
ウィー先生とさとう先生にはレッスン時のご指導だけでなく、発表会後のフィードバックまでいただけて、今後も継続する刺激になりました。
スタッフの皆さん、このような機会を作ってくださりありがとうございます。
いつも受講生や先生方のためにどうしたらいいか心を砕いてくださって、感謝しています。ありがとうございます。
David先生とEriko先生に3年半Duo のレッスンを受けさせていただいておりますが、先生方のレッスンは作曲家の特徴、作風、曲の背景など様々な角度から作品への向かい方を教えてくださいます。 私たちDuoの成長具合をみて次の曲を提示して下さり、私たちはそれが楽しみで新しい曲に取り組みます。 細かい指導もかなりあります。フレーズの取り方、指づかい、強弱など1つ1つ指導して下さり自主練習に活かします。 3年半前は絶対に弾けなかった曲を今取り組めているのは先生方が私たちDuoを育てて下さったおかげです。
お忙しい中いつもお心遣いいただきありがとうございます。今回の曲は、個人的にモーツァルトの典型外値にある曲だったため、未だに音色やフレージングに対する反省(次はこんな音で弾きたい、弱起の扱い等)あります。幸いなことに次があるため、先生方のフィードバックを活かそうと思っています。ブラント先生の「音楽の性格の切替りに合わせて表情や姿勢を変えよう」というご指摘には、はっとしました。もう少し自然に感情が表現出来るようリラックスして弾けるよう仕上げたいです。 慶子先生のレッスンではたくさんのヒントをいただき、弾き方、楽器の調整、弦選びまで見直しました。ただ私が気づいていないものもあるかも知れず恐縮です。今回、モーツァルトの音に出来なくて、この曲の難しさを噛み締めているところへ講評では音色についてのヒントをいただけて大変嬉しかったです。温かい言葉でご講評くださり有難うございました。
春学期を体験して、室内楽の楽しさをたっぷり味わうことが出来ました。参加して本当に良かったです。秋学期も、やりたかった曲に取り組めることになり、またお世話になりますが、宜しくお願い致します。
SOUPスタッフより
今回のリサイタルは、王子ホールでの2公演と日程が近かったため、業務が多く、いつもより皆さんをお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。寛大にご対応くださいましたこと、深くお礼申し上げます。
受講料値上げにつながるスタッフ増員はできるだけ避け、AIを駆使して進めていきたいと思っています。
「日本を、室内楽が熱い国に!」