ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲
Q.「演奏面」のご自身の変化は?
当たり前のことですが、音楽を楽しみなさいということがすごく心に響きました。普段のレッスンや練習では忘れがちでした。
テンポ通りに弾くことを重視していましたが、先生がメトロノーム通りではなく、もっと音楽を感じて弾きなさいという言葉がとても心に残りました。室内楽でのレッスンを初めて受けましたが、他の楽器とのバランスを考えてなどの指摘があり、とても勉強になりました。
楽譜のf,pを必ずしも守らなくても良いということ、自分が感じたマジックポイントを唄っていいんだと気づき音に張り詰めた感じが少し取れた気がします。
ソロ部分をより楽しく弾くようになった。より精緻に曲を分析しようという意識を持つようになった。
クラシックは再現音楽であるが、譜面にとらわれたくない自分がいて今まで演奏してきたが、今回自分の中にはなかったブラント先生のアイディアをお聞きして、まだまだ譜面にとらわれすぎている自分を発見した。スコアで譜読をした上で、自分にスポットライトがあたっているところについてはもっと自分の感情や感覚を仲間とコミュニケーションをとりながら共有し主張していいのだと思った。
Q.新しく学んだことは?
pedalingに迷っていた箇所があり、そこを教えて頂けて良かったです。また、弦が主旋律の時のピアノの音量の指摘もあり、なるほどと思いました。そして、先生が「音楽を感じて弾きなさい」という言葉が心に刺さりました。
必ずしも楽譜に捉われず、自分たちの音楽を自分たちで見つけること。
作曲家の意図を理解しつつ、自分なりの解釈を伝え、かつ仲間の主張を支える技術。
自分たちの感じるマジックポイントを探すこと(正解はない)、楽譜のfやpは全員ではないこと、を意識したら音ががらっと変わりました。
仲間と一緒に「この演奏のここが素敵」とか話し合ったりすると、よりイメージが共有できると思いました。忙しいけど、YouTubeとかで演奏観ながら飲んだりしたら、なんかいろいろ変わりそうです!
Q. 室内楽について「まだわからないこと」「もっと知りたいこと」は?
弦のみではなく、ピアノや管楽器が入った時の音量のバランスが難しいです。ピアノのフォルテシモにファーストバイオリン以外の音が消されてしまいますが、どのようにバランス取ればよいか知りたいです。
他のパートとのバランスを取ることが大事とのことでしたが、まだどのくらいの音量がちょうど良いバランスになるのかがわからない時があります。合わせ練習をする時に、何から始めますか?
アマチュア奏者はどうしてもアンサンブル合わせるとき、基本中の基本(縦のライン、音程、テンポ感など)すらできてなく、限られた合わせ時間の中でどう組み立てていけばいいのかいつも悩みます
楽器同士の元々の音色は近づけるべきか。弦楽器の場合同じメーカーの弦を使うべきか。
練習方法(例:パートを分解、リズムの分解など)
Q. 当マスタークラスで、良かったことは?
普段のオンラインレッスンより段違いでよかったです。
先生の指摘で、音楽が生き生きとしてくるのがわかり、とても楽しく弾けて感動しました。
1,2つだけても気づきがあると収穫大度思っていたので大いに収穫あり!
どの場面でも通じる大きな話をしてくださった。
技術を問わず、一流の指導を受けられたこと。
Q. 当プログラムで、改善してほしいことは?
座席があれば、前のグループも聴きたかったです。座席に座ってる所から前へ出て行けば、それが出来ると思いました。
▶︎(回答)承知しました。直前の音出しが不要な方は、次回はそのようにやってみましょう!良いアイデアをありがとうございました。
ファシリというか時間の進行管理はもう少ししてほしいです、ブラント先生も持ち時間わかってないようだったので、前半しか見てもらえず少しバランス悪かったです。
もう少し時間を延ばしてほしい。
曲が長いので、レッスン時間がもう少し長いと嬉しいです。
▶︎(回答)お気持ちはとてもよく理解できます。曲が約15分ありますので、通し演奏をした後の指導時間は30分になり、短くお感じになるのも無理はありません。ホールの使用時間、参加費などいろいろな制限があるので簡単ではありませんが、先生とも話し合いながら、少しでも皆様の満足度が高くなるよう工夫していきたいと思います。
Q. ご自由にお書きください。
音楽は楽しまなきゃということ、曲の好きなところを見つけて楽しまなきゃという当たり前のことに改めて気がつきました。情熱溢れるレッスンありがとうございました!
お忙しい中、マスタークラスを引き受けて頂き、ありがとうございました。とても楽しく勉強になりました。またぜひ宜しくお願い致します。
とにかく分かりやすい、そして的確なご指導、幸せな時間でした!
感謝の気持ちをその場で伝えられなくて申し訳ありません。とても楽しいレッスンでした。音楽とはこういうものだと再認識できました。
初めての経験でしたが、生徒の技術の差など関係なく、音楽の感じ方を感情豊かに伝えていただき、音楽人生でかけがえのない宝物になりました。また続き(後半)も動画撮って、ご指導いただきたいぐらいです。これからの音楽活動に先生のご指導を生かしたいと思います。感謝いたします。ありがとうございました!また是非日本にいらしてください。お待ちしています。
SOUPスタッフより
今回の受講生さんもお気づきのように、ブラント先生はとても明るく気さくで、いつも楽しい雰囲気の中でレッスンを進めてくださいます。そして、とにかくエネルギッシュ! 伝えたいことが次々と溢れ出し、つい時間を忘れてしまうほどです。(スタッフが時間をお伝えしていないわけではありません。笑)
そんなエネルギッシュな姿とは一見対照的ですが、生徒の心をとても繊細に感じ取り、ひとりひとりの個性を大切にしてくださる先生でもあります。
生徒がプロの演奏家であれば、同じプロフェッショナルとして相手の解釈や考えを尋ね、決してご自身の価値観を押しつけません。一方、アマチュアの方に対しては、年齢が高くても、技術がまだ十分でなくても、最初から「ここまで」と限界を決めることなく、その人が少しでも先へ進めるよう、真剣に向き合ってくださいます。
そして、私がいつも感心するのが、ブラント先生のコミュニケーション力です。たとえ相手の英語力が十分でなくても、言葉だけに頼らず、あらゆる方法を使って、わからせてしまうのです。
ブラント先生は指導経験が豊富です。10代終わりの音大生時代から指導していたそうですし、マンハッタン・スクール・オブ・ミュージックでは30年近く才能豊かなプロの卵たちを教えてきました。彼の弟子は、プロのピアニスト、教育者、音楽プロデューサー等として世界中で活躍しています。ブラント先生がSOUP講師のおひとりであることに、いつも感謝しています。
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲